今年2月にブルワーズとマイナー契約を結び、春季キャンプに参加していたルーク・ボイト内野手(32)が、同球団と1年200万ドル(約2億7000万円)の契約を結んだことが分かった。さらに、300万ドルの出来高が付く。

球団側は27日にボイトとの契約を発表。2024年については1200万ドルの球団オプション付きで、バイアウトは付帯していないという。マイナー契約となった場合の今季年俸は20万ドルになる見込み。

ボイトは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でレギュラーシーズンが短縮された2020年にヤンキースで56試合に出場し、ホームラン22発を放ってア・リーグ本塁打王となった。昨季はパドレスとナショナルズに所属し、計135試合出場で打率2割2分6厘、22本塁打、69打点を記録。シーズン終了後にフリーエージェントとなった。

ブルワーズの春季キャンプでは、28日時点で打率3割1分、3本塁打、6打点をマークしている。(AP)