エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(32)が3月30日(日本時間31日)の開幕戦で、敵地オークランドコロシアムの観客と言い争う様子がSNSで拡散され、MLBが同31日(日本時間4月1日)、調査を行うと発表した。

拡散された動画は約12秒間で、客席前の通路をエンゼルスの選手たちが通る際、レンドンが男性客から汚い言葉を飛ばされたとしてその男性のシャツをつかみ言い争う様子が映されている。その横を同僚のマイク・トラウト外野手(31)や大谷翔平投手(28)らが通り過ぎる様子も映されていた。実際に観客から汚い言葉を飛ばされたかどうかは確認できないが、その男性は否定しているという。

MLBは文書で「我々はビデオの件を承知しており、調査をする」と発表した。

レンドンは2020年にナショナルズから大型契約でエンゼルスに移籍したが、1年目はコロナ禍でシーズンが大幅に短縮され、この2年間はケガのためシーズンの大部分を欠場。今季は移籍後初めてのフルシーズン出場が期待されている。