エンゼルス大谷翔平投手(28)が、「2番DH兼投手」で出場。
2番起用は今季初。投手としては今季4度目の先発で、2勝目を挙げた前回のナショナルズ戦から中5日。前日は25球のブルペン投球で調整を行った。
レッドソックスは吉田正尚外野手(29)が「4番DH」で出場。世界一に輝いた侍ジャパンの同僚対決が注目されtた。
試合開始は午前0時10分過ぎの予定だったが、同1時5分と発表された。現地の天候は雨、球場にはシートが敷かれ、開始が遅れていたが、試合は始まった。
大谷は降雨による1時間25分の中断があったために2回無安打1失点で降板し、3勝目はならなかった。打者では5打数2安打だった。
吉田は1回の第1打席で大谷から空振り三振を喫するなど4打数無安打だった。試合はエンゼルスが5-4で勝ち、連敗を3で止めた。
大谷の話 (雨による中断後も)いけるとは思っていたが、どのくらい間が空くか分からなかった。しょうがない。球自体は悪くなかった。2ストライク後の真っすぐも良かった。
吉田の話 (大谷との対戦は)1打席しかなかったけど、結果的に最後は真っすぐをはじけなかった。またチャンスがあったら、次は何とか対策をしたい。
【動画】大谷翔平が吉田正尚を三振斬り 打っては2安打 ピッチコム故障!?大声でアピール
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エ | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
レ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 |
【レ】ベロ、クロフォード
【エ】大谷、デビッドソン、ルウ、ムーア、キハーダ、エステベス
【本】レンフロー
投手大谷vs打者吉田 大谷に軍配
第1打席 2死走者なし 初球はスライダーでストライク。2球目スライダーは一塁線ファウルに。3球目低めカーブは吉田が見て、カウント1-2。最後は158キロストレートで空振り三振。
降雨で約1時間25分間、試合中断
午前2時10分頃 3回表2死一、二塁 1番ネトの打席で雨脚がまた強まり、再度シートが敷かれ、中断に。
午前2時53分頃 シートが取り外され、整備員がグラウンドに砂を入れ始める。
午前3時35分頃 約1時間25分の中断が明け、3回表2死一、二塁、打者ネトの場面で試合再開。ネトは初球を打ち、右飛
投手大谷
3回表の1時間20分以上の中断が影響し、2回、31球を投げ0安打3奪三振も、1四死球1失点で降板
大谷1回
1タピア 初球は151キロを外角低めに決めるもボールの判定。3ボールとなり最後はスライダーが内角に大きく外れ、ストレートの四球
2ディバース 初球ストライクも2球目がワイルドピッチで一塁走者が進塁。その後追い込むも、またワイルドピッチで無死三塁に。最後は三邪飛でうち取る
3レフスナイダー 遊ゴロも三塁走者が生還
4吉田 高め158キロ直球に空振り三振
投球数は17
大谷2回
大谷がマウンドに上がるも、大粒の雨が降り出し、試合は中断。大谷はマウンド上で、やや険しい表情で投球練習を開始も、マウンド上には水が浮き、砂が持ち込まれ、整備が始まる。雨脚が弱まり、投球練習を再開。打者カサズが打席に立つも、ピッチクロックの機器が作動せず、今度は3分間中断。
5カサズ スライダーを続け、中飛
6K・ヘルナンデス スライダーを2球続けて簡単に追い込むと、最後もスライダーで見逃し三振
7マグワイア カウント1-2から膝元に落ちるスライダーで空振り三振
投球数は14
大谷打席
第1打席 1回1死走者なし 初球から内角高め155キロ直球をはじき返し中前安打。気温10度の中、塁上でジャンパーを着用。その後、4番レンフローの3ランで先制のホームイン。
第2打席 2回無死一塁 甘く入った132キロスライダーをバットの先で捉え、右前安打でチャンスメーク。ジャンパーのファスナーが壊れ、着用を断念
第3打席 4回無死走者なし 2番手クロフォードと対戦。3球目にカットボールを打ち返すも詰まって中飛に倒れる
第4打席 6回1死一塁 初球がボールになり投手に返球した捕手のボールが、大谷のバットに直撃する珍事。突然のハプニングに、大谷も驚いた表情を見せた。2球目を打って投ゴロになるも、相手投手の悪送球で出塁。1死一、三塁になると、大谷は盗塁を試みたが、判定はアウト。結局エンゼルスは無得点に終わった。
第5打席 9回1死 ワンボールから2球目チェンジアップを打って中飛に倒れた。
吉田打席
第1打席 1回2死走者なし カウント1-2から最後は高め158キロ直球に空振り三振
第2打席 4回1死二塁 初球スライダーを見送りボール。その後3ボールからの4球目はストライク。3-1からの5球目に真ん中に入った甘いスライダーを捉えきれずファウルに。フルカウントからの6球目外角低めスライダーを見極め、四球で出塁
第3打席 6回無死一塁 2ボールから3球目外のスライダーを強振も空振り。カウント2-2から5球目を強振するも、打球に伸びが足りず、右飛に倒れた
第4打席 8回無死 カウント1-2からスライダーに詰まらされて二塁ゴロに倒れた。
第5打席 9回2死一、二塁 4-5と1点差に追い上げて2死一、二塁のチャンス。カウント1-2から三飛に倒れて試合終了。
試合前
午前0時23分 シートがはがされた。大谷は外野フェンス付近に姿を現し、体を動かし始めた。
午前0時56分 国歌斉唱が始まった。ブルペンで調整していた大谷も参列。その後投球練習へ。
午前1時2分 大谷は練習を引き揚げ、チームメートの待つ三塁側ベンチへ移動。
午前1時4分 後攻のレッドソックスの選手がグラウンドへ。ユニホームは胸に通常と異なる「BOSTON」と書かれたものを着用。
※時間は日本時間
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