右上腕の張りで負傷者リスト(IL)入りしているツインズ前田健太投手(35)が、ブルペン投球を再開した。直球とチェンジアップを交えて25球。投球フォームを確認しながら投げ込んだ。

その後、短距離のランニングで汗を流した。練習を終え、前田は「すごくいい感覚で投げることが出来た。まだ、最初のブルペンなので、これからだと思いますけど、感覚的には良かったと思います」と語った。

IL入り後、投球フォームのズレを修正する作業に取り組んでいる。「修正点の確認とか、投げているボールの数字とか、そういうのを見ながら。数字も良かったですし、投球フォームも完璧というわけではないですけど、いい方向には向かっているので」と感触を明かした。今後もブルペン投球を数回、その後、打者を相手に実戦を想定した投球練習へと段階を上げていく見込みだ。

また、この日はブルペン投球前にエンゼルス大谷翔平投手(28)としばらく談笑。旧交を温めた。