【アナハイム(米カリフォルニア州)24日(日本時間25日)=斎藤庸裕】ショータイム満載!エンゼルス大谷翔平投手(28)が、レッドソックス戦に「3番DH」で出場し、3回の第2打席で左中間へ12号ソロを放った。
マイク・トラウト外野手(31)も12号2ランを放ち、2人のアベックアーチ「トラウタニ弾」は今季4戦4勝。レッドソックス吉田正尚外野手(29)は「3番DH」で4打数1安打だった。侍ジャパン同僚対決はエンゼルスがレッドソックス3連戦で3連勝し、スイープに成功した。
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大谷の“ベストショット”が、左中間へアーチを描いた。3回1死、左腕パクストンの高めカットボールを捉えた。ストライクゾーンから外れたボールでも関係ない。力強く振り抜いた豪快な12号ソロを、ネビン監督は「大きかった。パワーもあった」と称賛。リードを5点に広げ、流れを完全に引き寄せた。ベンチに戻った大谷は今季恒例のかぶとパフォーマンスで祝福を受け、笑顔があふれた。
ショータイムは、これで終わらなかった。かぶとを脱ぐと、仲良し左腕サンドバルにかぶせた。若手の左腕デトマーズと2ショットを撮るように両手の指で四角を型取り、パシャッと激写。中腰の大谷カメラマンは、下から上へのアングルでベストショットを決めた。サンドバルによれば、2日前から新パフォーマンスを約束していたという。ベンチ内で大谷が自らポーズを決めてみせるのは、極めて珍しい。仲良しの同僚とともに、その場を楽しんだ。
さらに続いた。ベンチでの祝福を終えると、ブルペンへ向かって腕を振った。守護神エステベスが試合を締めた際にオノを振るように腕を振るしぐさは「スレッジハンマー」として定着。同投手によれば、救援陣やブルペン捕手と大谷が互いを呼び合う時に口にするようになった言葉で「パワフルな意味を込めてね。(野手が)ホームランを打ったり(投手が)大きなアウトをとったら、やるんだ」。逆方向への一撃をかました大谷は、まさにパワー全開。堂々とハンマーポーズを披露した。
試合前には、台湾プロ野球・楽天モンキーズのチアリーダー「楽天ガールズ」と写真撮影。7人のメンバーたちと握手を交わし、ベストショットで交流した。チームはレッドソックス3連戦で3連勝。前カードから4連勝で貯金を今季最多タイの5とした。パワフルなビッグアーチあり、ベストショットあり。大谷がノリノリで盛り上げた。
○…トラウトが12号2ランで続いた。4回2死一塁から中越えに完璧な1発。大谷とのアベックアーチ「トラウタニ弾」は通算26度目で18勝8敗、今季は4戦4勝だ。トラウトは「僕らが2人とも打てば、それはいつだってクールなことだ。いいことが起こる」と笑顔で振り返った。これで通算362本塁打とし、56試合連続安打でMLB記録保持者のジョー・ディマジオ氏の通算本塁打数を抜いた。



