ESPN電子版は27日(日本時間28日)、今季終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルス大谷翔平投手(28)について、球界幹部らが予想する争奪戦の行方を特集する記事を掲載した。バスター・オルニー記者が複数の球界幹部に意見を求めてまとめたもので、現時点で大谷にまつわる球界の空気が伝わる内容となっている。

まず、多くの球界幹部が最有力として挙げているのがドジャース。「ある関係者によると、ドジャースの球団内では選手や職員の間で頻繁にオオタニの話題が語られている」という。

その他の有力候補はパドレス、メッツ、ヤンキースの3球団。それに次ぐ第2グループとしてジャイアンツ、マリナーズ、カブスの名前が挙がり、第3グループにレッドソックス、フィリーズが挙がっている。

金額については代理人のネズ・バレロ氏が、最低提示額を各球団に通達することが予想されている。「たとえば5億ドル(約675億円)を最低ラインに設定し、提示できなければ交渉もしないだろうと語る幹部もいる」という。エンゼルス残留の可能性については「モレノ・オーナーはこれまでもサプライズを何度かしてきた」として、可能性を残しているとの見方もあるとしている。

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