25日のオリオールズ戦で球審のストライクゾーンに抗議し、今季メジャー最多4度目の退場処分を受けたヤンキースのアーロン・ブーン監督が、1試合の出場停止処分を経て27日のパドレス戦で復帰した。

ここ2週間で3度目の退場となった同監督は、今後もチームのために必要な抗議はしていくとしながらも、「踏み越えてはならない一線を越えないように留意したい」と述べた。

今季のMLBではブーン監督の退場4試合がここまでの最多で、レッズのデービッド・ベル監督とカージナルスのオリバー・マーモル監督が退場3試合。ブーン監督は昨季もリーグ最多の9試合で退場処分となったが、他の監督は多くても5試合の退場にとどまっていた。

現役監督のなかで退場試合数が通算で最も多いのはブルース・ボウチー監督の78(4082試合)、ボブ・メルビン監督の55(2831試合)、テリー・フランコナ監督の47(3510試合)、バド・ブラック監督の35(2284試合)、バック・ショーウォルター監督の34(3283試合)と続く。

ブーン監督の通算退場試合数は30で、現役監督のなかでは6番目だが、試合数が761試合と飛び抜けて少ない。25試合に1回は退場処分を受けているハイペースとなっている。(AP)