ガーディアンズのシェーン・ビーバー投手がこの夏にチームを去る可能性について、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が言及した。MLB公式サイトが伝えている。

2020年にア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した実績のあるビーバー。31日に28歳となる同投手は、18年のデビューから6年目を数える今季も好調で、ここまで11試合に先発し、4勝3敗、防御率3・04としている。

これまでトレード候補として名前の挙がってこなかったビーバーだが、2024年シーズン終了後にはフリーエージェント(FA)の資格を得る予定となっている。一方、ガーディアンズは29日の時点で24勝29敗、ア・リーグ中地区では首位ツインズに3・5ゲーム差の3位に甘んじている。

こうした状況から、ヘイマン記者はMLBネットワークの番組で、ガーディアンズは現実的に状況を考えているだろうとコメント。「3・5ゲーム差ならまだレースに残っているが、失望感はいくらかあるだろう。そして、万一、7ゲーム差になるようなことがあれば、ビーバーのトレードも考えるかもしれない」と、8月1日のトレード期限までにかなりの後れをとっているようなら、ビーバー退団の可能性も出てくると話した。