右上腕部の張りで負傷者リスト(IL)入りしているツインズ前田健太投手(35)が、傘下3AでIL入り後2度目のリハビリ登板に臨み、3回5安打2失点、無四球4三振で勝敗は付かなかった。

前田は3Aセントポールの一員としてブルージェイズ傘下3Aバファロー戦に先発。1-0の初回は2安打を許し2死二、三塁のピンチを招くも、最後は遊飛に仕留め無失点。2回は1死一塁で8番デロスサントスに2ランを被弾し勝ち越されたが、直後に味方が6点を追加し、3回は安打1本のみで得点を与えなかった。

21年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた前田は昨季全休し、今季復活。しかし4試合で0勝4敗、防御率9・00と苦しみ、4月29日にIL入りした。前回5月30日のリハビリ登板は2回を無安打無失点で、マイナー2試合で防御率3・60となった。