MLB公式サイトは7日、各球団で最もオールスターゲーム選出がふさわしい選手を1人ずつピックアップした記事を掲載。日本人では吉田正尚外野手(レッドソックス)が名を連ねた一方で、大谷翔平選手(エンゼルス)は選ばれなかった。

レッドソックスの寸評では「開幕1週目に吉田のことを心配したのを覚えているか。彼は現在、昨オフで最高のフリーエージェント契約になったように見える」と、メジャー1年目で予想以上の活躍を見せている点を評価した。

エンゼルスから選ばれたのはマイク・トラウト外野手。「もちろん、トラウトか大谷のどちらを選んでも間違いはない。ただし大谷は投手か打者のどちらかでは選出が確実だ。一方、トラウトは史上初めてオールスターで3度目のMVP獲得に挑戦することができるかもしれない」との寸評が添えられた。

また、鈴木誠也外野手が所属するカブスからは、ダンズビー・スワンソン遊撃手が選出。寸評では「最近は少し不調だが、全体としてはカブスが彼をオフの補強の目玉としたことはとてもさえていたと見える」としている。