打者8人によるホームランダービーが始まり、地元開催のマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(22)が1度のラウンドでは史上最多となる41本を放って勝ち上がるなど、4人が第2ラウンド(準決勝)に進出した。

第1シードのルイス・ロベルト外野手(25=ホワイトソックス)はボーナスタイム前に28本塁打を放って先行のラッチマン(オリオールズ)を抜き、勝ち上がった。

ロドリゲスは規定の3分で32本塁打を放ち、計1分のボーナスタイムで9本塁打を記録。最多タイ3度目の優勝を狙ったアロンソ(メッツ)に41-21で完勝し、昨年に続いて第2ラウンドに勝ち上がった。最長は9本目に放った452フィート(約137・8メートル)だった。準決勝では第1ラウンドでベッツ(ドジャース)に勝利したゲレロ(ブルージェイズ)と対戦する。

もう一方の準決勝では第1シードのロベルト(ホワイトソックス)と第5シードのアロザレーナ(レイズ)が対戦する。

ホームランダービーの優勝賞金は100万ドル(約1億4000万円)。オールスター前夜祭の恒例行事として1985年にスタートし、21年にはエンゼルス大谷翔平投手(29)が初出場した。

<第1ラウンド結果> ※<>数字はシード

<1>ロベルト(ホワイトソックス)28本-27本ラッチマン(オリオールズ)<8>

<2>アロンソ(メッツ)21本-41本ロドリゲス(マリナーズ)<7>

<3>ベッツ(ドジャース)11本-26本ゲレロ(ブルージェイズ)<6>

<4>ガルシア(レンジャーズ)17本-24本アロザレーナ(レイズ)<5>

 

<ホームランダ-ビーのルール>

◆方式 第1、第2ラウンドは3分、決勝は2分の時間制。スイング数の制限はなく、時間内にどれだけ柵越えを放つかを競う。時間は打撃投手が1球目を投げてからスタートし、投球が時間内ならタイムアップ後の本塁打もカウントされる。

◆ボーナス時間 全ラウンド、全選手共通で各30秒のボーナスタイムが与えられる。また、440フィート(約134メートル)以上の本塁打を2本打った選手には、そのラウンドでさらに30秒のボーナスタイムが与えられる。

◆特別ボール ボーナスタイムでは、赤紫色の特別球が使用される。ホームランダービーでは公式球とは異なり、一回り小さい特別球が使用されるともいわれる。お祭りイベントを盛り上げるため、空気抵抗を抑えた「飛ぶボール」の可能性が指摘されている。

◆タイム 各選手は各ラウンドごとに45秒の休息を取ることができる(ボーナスタイム中は不可)。

◆タイブレーカー 同数の場合は1分の延長戦を行う。それでも同数の場合は、3スイング中の本数で決める。決着がつくまで、3スイング勝負を繰り返す。第1シードで臨んだ大谷は21年、フアン・ソト外野手と対戦。最初の3分間でともに22本、延長も6本ずつで決着つかず。再延長でソトは3スイングすべてで本塁打を放ち敗れた。