今月行われたメジャーのドラフト会議で、パイレーツから全体1位で指名されたルイジアナ州立大のポール・スキンズ投手(21)が、ドラフト選手では史上最高額となる契約金920万ドル(約12億9000万円)で合意した。18日、MLB公式サイトなどが伝えた。これまでの最高額は20年にタイガースから全体1位で指名されたスペンサー・トーケルソン内野手の842万ドル(約11億8000万円)だった。

スキンズは今季大学の1部リーグで19試合に先発し、計122回2/3を投げ12勝2敗、防御率1・69、209奪三振。速球の平均球速は98マイル(約158キロ)で、最速102マイル(約164キロ)を誇る。チェリントンGMはスキンズが傘下ルーキーリーグでキャリアをスタートさせると明かしたが、複数メディアによるとすでにメジャーに通用するレベルの実力を持っており、メジャー昇格は時間の問題だという。