レッドソックス吉田正尚外野手(30)が、初めてア・リーグ首位打者に躍り出た。

メッツ戦に「2番左翼」で出場し、1回の第1打席に左前打、3回の第2打席に投前安打、7回の第4打席に適時左前打を放ち、4打数3安打1打点。前日の降雨サスペンデッドでこの日に再開した1試合目は無安打で打率を落としたものの、2試合目に猛打賞で打率を3割1分9厘まで上げた。

首位打者争いをしているレイズのディアスはこの日3打数無安打で打率を3割1分9厘から3割1分6厘に落とし、吉田が1厘差で試合終了時では初めてア・リーグの単独トップとなった。

3位はガーディアンズのJ・ネイラーが3割1分2厘で浮上し、ブルージェイズのビシェットは5打数無安打で打率を3割1分5厘から3割1分1厘に落とし4位に後退した。5位にはエンゼルス大谷が入っている。

吉田は38度目のマルチ安打で、ア・リーグではビシェットの37度を抜きこちらも単独トップ。猛打賞はこれがシーズン9度目となった。

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