MLBは7日(日本時間8日)、ガーディアンズ-ホワイトソックスの5日(同6日)の試合中に起きた乱闘にかかわった6人を出場停止処分にし、計8人に処分を科したと発表した。

乱闘では6回のガーディアンズ攻撃中に二塁打を放ち出塁したホセ・ラミレス内野手(30)がホワイトソックスのティム・アンダーソン内野手(30)に文句を言った際、殴り合いのケンカをアンダーソン側から仕掛けたとされ、ラミレスの顔面パンチがさく裂しアンダーソンが倒れる場面もあった。すぐに両ベンチが駆けつけ、もみ合いの大乱闘に発展した。

これを調査したMLBは、アンダーソンに6試合の出場停止と罰金、ラミレスに3試合の出場停止と罰金処分を決定。さらに乱闘にかかわったガーディアンズの抑え右腕エマニュエル・クラセ(25)と、責任者のフランコナ監督、ホワイトソックスのグリフォル監督とサーバ三塁ベースコーチにそれぞれ1試合の出場停止と罰金を科した。その他ホワイトソックスの先発右腕マイケル・コペック(27)とガーディアンズのガブリエル・アリアス内野手(23)には罰金処分のみが科せられた。

球団公式サイトによると、アンダーソンとラミレスは異議申し立てを行い、処分は保留されるという。