DeNAトレバー・バウアー投手(32)と、21年に同投手から性的暴行を受けたと主張した女性との裁判が解決したと2日、バウアー投手の弁護団が発表した。弁護団は「両者の請求は本日付で取り下げられた」との声明を出した。

当時ドジャースに所属していたバウアーは女性の主張を受け、21年7月にMLBによって休職措置が取られ、昨年5月にDV規定違反により324試合の出場停止処分を受けた。その後194試合に軽減されたが、昨季終了後に自由契約。今年3月にDeNAと契約し来日した。

バウアーはこの発表後に自身のX(旧ツイッター)で動画を投稿。問題の経緯や双方ともに示談金などの支払いがなかったことを説明し「この2年間、私は公の場で自分の名誉や評判を守ることを余儀なくされてきた。願わくばこれが最後であってほしい。試合に勝利して世界中のファンを楽しませるという自分の仕事に集中できることを望んでいる」などとコメントした。

【関連記事】DeNAニュース一覧