エンゼルスからFAとなっている大谷翔平投手(29)が、MLB史上初となる2度目の満票MVPに輝いた。16日(日本時間17日)、BBWAA(全米野球記者協会)所属の記者による投票結果が発表され、30人全員が1位に選出。21年シーズン以来2年ぶり、ともに満票の快挙となった。

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大谷の隣にいた犬は「コイケルフォンディエ」というオランダ原産の小型犬だった。青山ケンネル青山店の店員によると「友好的な小型犬です。知名度は高くなくて、うちのお店で売ったことは1度もありません」と話した。体長は40センチ前後。日本では希少な犬だが、大谷の会見で人気が高まりそうだ。「以前、オープンハウスのCMに起用されたジャックラッセルも、CMから問い合わせが増えました。これからコイケルフォンディエの問い合わせも増えそうですね」と話した。

大谷は犬好きとしても知られ、かつて実家で飼っていたゴールデンレトリバーのエース君はメジャー挑戦前の17年に亡くなった。米国で生活後は、水原通訳の愛犬がSNSなどで話題になったことはあるが、3匹とも犬種が異なる。また、シーズン中には敵地アスレチックスの球場でグラウンド・キーパーをするクレイ・ウッドさんの飼い犬リーバちゃんとも交流。対戦チームのクラブハウスにリーバちゃんが訪れることがあり、犬好きの大谷は同僚とともにかわいがっていた。