楽天から海外FA権を行使した松井裕樹投手(28)が、カージナルスと直接交渉を行っていたと15日(日本時間16日)、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。

同記者はXで「日本でオールスターに5度選出された救援左腕ユウキ・マツイが、木曜日にセントルイスを訪れカージナルスと接触した」と、14日(同15日)に松井がカージナルス側と面談していたとリポート。さらに日本時代の成績を紹介した上で「今オフのFA市場のリリーフ投手ではベターな選手の1人」と評した。カージナルスには日本代表のラーズ・ヌートバー外野手(26)が所属しており、チームメートになる可能性もある。

松井は13年ドラフト1位で楽天に入団。19、22、23年に最多セーブに輝き、10シーズンで通算25勝46敗、76ホールド236セーブ、防御率2・40を記録している。