ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約455億円)で合意した山本由伸投手(25)の契約について、カリフォルニア州の高額な所得税を回避できる可能性が指摘されている。

ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者は22日付の記事で、契約ボーナス5000万ドル(約70億円)は来年に全額が支払われるとし、税金の専門家の話を引用。山本がカリフォルニア州に住む前に支払われれば、米国の中でも最も高額な1つとされる同州の所得税を避けることができる。節約できる税金額は720万ドル(約10億1000万円)になるという。

また同記者によると、山本の契約は2029年と2031年のシーズン終了後に契約破棄の権利を得る条項が盛り込まれている。年俸は毎年均等ではなく、契約序盤が低く終盤は高いといったバックロード式となっている。