DeNAからカブスに移籍した今永昇太投手(30)が、仮想チーム作成ゲーム「ファンタジーベースボール」で活躍する大穴候補として注目された。

米テレビ「CBSスポーツ電子版」は29日、「トップ100の価値を持つ予想指名順位200位以下の選手」をピックアップ。今永、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)ら12人を挙げた。

ファンタジーベースボールは、米国で人気の仮想チーム作成ゲームだ。参加者はGMとなり、年俸の上限など条件をつけて、実際の選手をドラフト指名してチームを構成する。獲得した選手のシーズン成績でポイントを競う。今永は昨年のWBCにおいて、サンプルが少ないものの、持ち球の回転数、変化量、球速から割り出した「Stuff+(スタッフプラス)」という指標で、ドジャース入りした山本由伸を上回る数値をマークしたという。

同サイトでは「オフにMLBに移籍したばかりで(米国のファンになじみがなく)ディスカウントで手に入れられる。注目が山本に向けられている中、今永に投資するチャンスが生まれている」と評した。ヌートバーは、出塁率の高さが評価された。