ドジャース大谷翔平投手(29)が2月29日、結婚したことを自身のインスタグラムで発表した。

相手は日本人女性で「2人(1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております」とつづった。これまで交際のうわさも出ず、愛犬デコピンと独身生活を続けていた中での電撃発表となった。3月1日にも、キャンプ地のアリゾナ州グレンデールで、囲み取材で対応する予定だ。

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ドジャース移籍後初のオープン戦初出場でいきなり本塁打をかっ飛ばしたばかりの大谷が、会心のアーチを描いた。日本人女性との結婚を発表。インスタグラムで愛犬デコピンの写真入りで「新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが2人(1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております」と伝えた。

大谷の交際は謎に包まれていた。チームメートでさえストイックに練習している姿は見ても、デートを発見されたこともない。17年1月、ヤクルト山田哲人との日刊スポーツでの対談で恋愛について「純粋っすもんね、僕ら。野球しかしてないっすもんね」と回答。三浦大輔氏(現DeNA監督)との対談では「結婚するというのは、すごいなと思いますね。その決断力が」と語っていた。

花巻東高時代、人生設計シートに26歳での予定に結婚とWS(ワールドシリーズ)制覇を書き込んでいた。21年11月、日本記者クラブの会見では「そうなるようにしかならないものだと思っている。今のところは、まだまだ先じゃないかなと思います」。昨年12月にはブランドアンバサダーを務めたディップ株式会社の冨田CEOとの対談で「結婚とか子どもも含めて、平穏に暮らしたい。心が平穏なのが何よりもいいことかなと。私生活はそういう風にありたいなと思う」と話していた。

オフにド軍とスポーツ界史上最高の7億ドル(約1015億円)で10年契約を結んだ。世界が注目する男が身を固め、新天地での活躍に強力な支えを得た。