韓国の聯合ニュースは20日、ソウルの高尺スカイドームに爆破予告があり、警察が捜査に入ったと伝えた。韓国の各メディアが報じた。

警察によると「この日の午前中に『爆弾を試合中に爆発させる』として、大谷翔平選手らに危害を加える内容の脅迫メールを受けて受理した」という。在カナダの韓国総領事館から韓国警察に通報があり、メールは英語で1ページの分量。差出人は日本からで日本の弁護士を名乗っていた。警察はメールを送った容疑者を追跡しており、同球場には機動隊120人、特殊部隊員ら計約150人を投入した。韓国では昨夏、同様の爆破予告が相次ぎ、警察は同一犯の可能性もあるとみて調べている。在韓国日本大使館は現地在住の日本人向けの通知で「警察の捜索などによれば、現時点で具体的な危険は発見されていない」と説明した。

米メディアも報道し、MLBは公式文書で「ファンと球場にいるすべての人の安全を守り警備することは、我々が最も重視しているところです。MLBの警備部門は現地当局と密接に協力し状況を注視し、試合中を通して適切な対応をしていきます」と発表。同日のドジャースとパドレスの開幕戦は、予定通りに開催された。パ軍のシルト監督は試合前の会見で「残念なことがあったが、MLBがみんなを安全に守ってくれると全面的に信頼している」と話し、ド軍のロバーツ監督は「詳細については何も聞いていない」と話すにとどめた。

大谷翔平2番DHスタメン ダルビッシュと初対決 真美子夫人も見守る 韓国で開幕戦/速報中