米専門テレビ局ESPNの電子版は21日(日本時間22日)、ドジャース大谷翔平投手(29)の代理人らが捜査機関に大谷が巨額の窃盗を受けたことについて捜査を依頼したと、直接的に事情を知る関係者の話として伝えた。どのような捜査機関かは明かさなかったという。

MLBの関係者は、21日の時点で捜査機関から接触は受けていないと話している。だが今後、情報を収集することになるという。公的な捜査機関の捜査状況に配慮し、MLBの調査には時間がかかるとみられている。

大谷を巡る騒動は、韓国での開幕シリーズ中に米メディアの報道により発覚。長年通訳を務めてきた水原一平氏(39)が違法なスポーツ賭博で多額の借金をし、大谷の口座から胴元に送金があったことが明らかになった。金額は少なくとも450万ドル(約6億7500万円)に上ると報じられた。

21日には水原氏が球団から解雇され、大谷の弁護士事務所は21日に「巨額の窃盗被害にあった」と声明を出していた。

 

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