レイズの開幕メジャー枠から漏れた上沢直之投手(30)が、今後について代理人と相談するとタンパベイ・タイムズ紙のマーク・トプキン記者が23日(日本時間24日)伝えた。

上沢は22日に球団から、開幕メジャーのメンバーに入らず傘下3Aダーラム行きを通達された。マイナー契約でレイズに入団した上沢は、契約に他球団への移籍も可能な一種のオプトアウト条項を盛り込んでいる。同記者によると、その条項では他の29球団のどこかが上沢をメジャー枠で獲得したいと申し出てきた場合、レイズは上沢をトレードで放出するか球団に残すならメジャーの40人枠に入れなければならない。

上沢は「代理人と話をし、他球団でチャンスがあるかを聞き、レイズのマイナーに残るかどうかを考える」と話したという。

上沢はオープン戦4試合に登板し0勝1敗、防御率13・03だが、試合を重ねるごとに調子を上げていた。