開幕直前にレイズからレッドソックスにトレードで移籍した上沢直之投手(30)が5日(日本時間6日)、傘下3Aウースターに合流したと複数の地元記者が伝えた。

上沢は昨オフに日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、今年1月にレイズとマイナー契約。オープン戦では4試合に登板し0勝1敗、1ホールド、防御率13・03だったが、キャンプが進むにつれて徐々に調子を上げていた。レイズでは開幕メジャーのロースターから漏れることが確定し、3月27日にトレードで移籍。レッドソックスではメジャー40人枠入りしたが開幕時にマイナーのオプション降格となり、フロリダ州で調整を続けていた。

ボストンのメディア「マスライブ」のケイティ・モリソン・オデイ記者がX(旧ツイッター)で伝えたところによると、チャド・トレーシー監督は上沢について「登板は来週になる。先発かリリーフかはまだ分からない」と話したという。