メッツ傘下3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手(29)は、スクラントン戦に4番手で登板し今季初めて失点した。

1点を追う7回に救援し、先頭打者に対してはカウント1-1から3球目の96マイル(約154キロ)をとらえられて左翼への二塁打とされ、2人目には初球のフォーシームをぶつけ死球。直後にダブルスチールを許し無死二、三塁のピンチに陥り、3人目の打者に初球から2連続ボールとした後、97マイル(約156キロ)のフォーシームを再びぶつけ、連続死球で無死満塁。直後に暴投で1点を失った。

その後は4人目の打者をフルカウントからカットボールで空振り三振とし、5人目の打者は1死一、三塁で二ゴロ併殺打に打ち取りピンチを切り抜けた。

1回を1安打1失点、2死球1奪三振。これが3試合目の登板で、防御率は3・38となった。