首の張りで離脱していたパドレスのダルビッシュ有投手(37)が本拠地でのレッズ戦で復帰し、5回3安打無失点、無四球3奪三振で今季初勝利を挙げた。球数70球中ストライクは50球で、最速95・7マイル(約154・0キロ)。全体の41%にあたる29球がスライダーだった。今季6試合で1勝1敗、防御率3・45。

14日のドジャース戦以来、16日ぶりの登板となったダルビッシュは、初回と2回を完璧に抑える最高の立ち上がり。3回は2安打を浴び2死二、三塁のピンチを背負ったが、22歳の若き主砲デラクルスをフルカウントからスライダーで一ゴロに仕留め無失点で切り抜けた。

1点の援護をもらった直後の4回は3者凡退。5回も無失点に抑え、この回限りで降板した。打線は直後に4点を奪い、リードを5点に広げた。

しかし後続が不安定で、2番手モレホンと3番手デロスサントスがともに2失点。6-4となったが、7回途中から松井が1回2/3を無失点で抑え、最後は守護神スアレスが9回を締めた。

ダルビッシュにとっては昨年7月29日のレンジャーズ戦以来の白星。これで日米通算197勝となり、200勝まであと「3」に迫った。

ダルビッシュ2週間ぶり復帰!レッズ戦/スコア速報中