パイレーツのポール・スキーンズ投手(23)が、昨季のデビューから2年連続の2ケタ10勝目を挙げた。
立ち上がりからドジャース打線を圧倒。因縁の大谷翔平投手(31)との第1ラウンドは、初球から97・3マイル(約157キロ)、97・9マイル(約158キロ)の直球で空振りを奪うと、カウント2-2から高めの98・8マイル(約159キロ)で空振り三振に仕留めた。3回には2死からラッシングに二塁打を浴びたが、大谷を四球で歩かせ、ベッツを遊ゴロに打ち取った。
打線の援護を受けると、ペースはさらに加速。5回にラッシングを98・7マイル(約159キロ)で空振り三振に仕留め、デビューから2年連続の2ケタ10勝目の権利を得た。
5-0の6回には、先頭の大谷を98・3マイル(約158キロ)の直球で3球三振。6回を94球、2安打で毎回の8奪三振を記録し、最速は99・8マイル(約161キロ)だった。
弱小パイレーツに所属しながらも、節目の2ケタ勝利を達成。試合前時点でメジャー単独トップだった防御率2・05は、大台の1・98に突入した。
昨季は新人王を獲得。今季はサイ・ヤング賞を確実としている。MLB公式サイトが2日(同3日)に公開したサイ・ヤング賞の模擬投票では、全35票ある1位票のうち34票を集めた。
「ユニコーンVS怪物」として注目される大谷との対決は、2打数2三振1四球。通算では11打数2安打1本塁打6三振となった。
両者の象徴的な対戦は、昨季6月5日(PNCパーク)での初対戦。第1打席で大谷が101・3マイル(約163キロ)の直球などで3球三振に倒れたが、第2打席で100・1マイル(約161キロ)の直球をバックスクリーンへ運んだ。
スキーンズは二刀流の大谷に憧れ、空軍士官学校、ルイジアナ州立大学では投打で活躍。プロ入り後は投手に専念しているが、昨季6月に大谷から「ぜひ打席に立ってほしいなと思います」とメッセージを送られていた。
2日(同3日)に、ムーキー・ベッツ内野手(32)がホストを務めるポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」に出演。二刀流について「打ちたいよ。でも二刀流ってすごく大変。ショウヘイを見てるから分かるでしょ? どうやってるのか不思議だよ」と本音を明かしていた。
スキーンズは来年3月に開催予定のWBCで、米国代表としての出場意向を固めている。



