メジャーで25年ぶりのワールドシリーズ(WS)連覇を目指すドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が21日(日本時間22日)、ブルージェイズとの頂上決戦での先発ローテーションを正式に発表した。敵地トロントで24日(同25日)に開幕する第1戦の先発はブレーク・スネル投手(32)、第2戦は山本由伸投手(27)に決まった。
17日にWS進出を決めて以来、中6日の間隔となる日程を最大限に有効活用し、4連勝でスイープしたリーグ優勝決定シリーズと同じ順番で必勝ローテを組んだ。「我々のゴールがチャンピオンであり続けることに疑問の余地はない」。同監督は、その後については明言を避けたものの、第3戦がグラスノー、第4戦に大谷が登板する見込みだ。
今季の直接対決はド軍の2勝1敗。前シリーズで第7戦まで死闘を繰り広げたブ軍に対し、ド軍は休養十分と有利な条件も少なくない。練習非公開のこの日、ド軍は実戦形式の練習を行うなど緊張感を維持しつつ敵地での開幕に備えた。「シーズンが終わった時に振り返るだけで、今は目の前の試合に勝つことだけだ」。春季キャンプ以来、頂点だけを見つめてきたロバーツ監督は、いつも以上に明瞭な言葉で決意を示した。
○…昨年ワールドシリーズMVPのフリーマンが、オンライン会見に応じた。両親がともにカナダ人で17年WBCではカナダ代表として戦ったこともあるだけに、敵地とはいえ、トロントへの思い入れは深い。10歳当時、その母を皮膚ガンで亡くしたこともあり、「母を近くに感じられる。家族にとっても特別な場所」と、しんみりと話した。その一方で、前シリーズから6日間の間隔が空くものの、「影響するとは思わない」と笑顔で話した。
○…ドジャースの中軸ベッツが、オンライン会見で連覇への抱負を語った。「みんな興奮しているが、し過ぎているわけではない。今は金曜日(24日)の第1戦に勝つことが大事」と冷静に話した。その一方で、「球団は翔平、ヨシ(山本)、ロウキ(佐々木)と契約し、どれほど真剣に勝ちたいかが分かる。ただ、1日を大切にしなくてはいけない。最後に振り返った時に結果がついてくるもの」と、レッドソックス時代を含め、4個目のリングを目指すベテランらしく、終始、落ち着いた口調だった。



