侍ジャパン連覇の鍵を握る左右の強打者が、“ホーム”で復調の兆しを見せた。11日(日本時間12日)、大谷翔平投手(31=ドジャース)らメジャー組を含む野手陣が、選択制の参加で自主的に体を動かした。中でも目立ったのが村上宗隆内野手(26=ホワイトソックス)、岡本和真内野手(29=ブルージェイズ)のフリー打撃だった。
この日の午前3時過ぎにチャーター機で現地入りし、午後2時ごろから練習を開始。現地の大学施設内の球場で両翼がやや狭かったとはいえ、村上の逆方向への打球は左中間フェンスを悠々と越え、岡本の引っ張った打球は左翼の防球ネットを超えて場外に消えた。井端弘和監督(50)は「岡本選手も村上選手も、非常に良かった。(全体練習を行う)明日、明後日も楽しみにしたい」と期待した。
ともにメジャー1年目だが、アリゾナ州とフロリダ州でそれぞれ春キャンプに参加し、2月末までオープン戦に出場。井端監督に「キャンプも含めて、こういうところでやってたので、逆に合っていたのかな」と、ホーム感を感じさせるほど打球に力強さがあった。
準々決勝以降は、メジャー各球団の主力級が相手となる。前回大会では準決勝のメキシコ戦で、メジャー1年目を迎える直前の吉田が、流れを変える同点3ランを放った。打力で対抗するには村上、岡本の復調が不可欠。時差ぼけ解消が主な目的だった軽めの練習で、両者の存在感が光った。【マイアミ=斎藤庸裕】



