キャンプインしてまだ1週間だが、ドジャース黒田博樹投手は、早くもレギュラーシーズンと同様の中4日の調整に入った。昨季はメジャーでは自己最多となる11勝を挙げたが、自ら望んでの1年契約。今季を勝負の年と位置付けている。

 26日のオープン戦初戦の先発を言い渡されている。登板3日前となる23日は、ブルペンに入ってシーズン中と同じように36球を投げて調整。投球練習はここまで4度だけだが「こっちは、試合の中で打者との感覚をつくっていく傾向が強い。自分の調整としてやっていく上では、いいのでは」と、実戦に向けての不安はない。

 キャンプ中での習得を目指すカーブを、この日は11球投げ、コーチとリリースポイントの確認をした。「その日のブルペンの調子もあるが、ある程度は試合で投げていきたい」とさらに磨きをかけていく。