<アスレチックス7-1レンジャーズ>◇7日(日本時間8日)◇オークランドコロシアム

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が今季ワーストの6失点で、4敗目を喫した。初回にスミスの中前適時打、3回にクリスプのソロ弾で合計2失点しながらも、3回までは試合を作った。大きく崩れたのは4回。ツーシームでストライクを奪えずに、1死後から連続四球と死球で満塁をすると、ペニントンの中犠飛で1失点。続くウィークスに四球を与えて再び満塁とし、クリスプに走者一掃の右翼フェンス直撃三塁適時打を許した。5回は1死一、二塁から辛うじて無失点に抑えたが、6回1死一塁からクリスプに四球を与えたところで、110球で降板となった。5回1/3を投げて6安打(1本塁打)4三振7四死球で6失点(自責6)。防御率は3・72。

 ダルビッシュは「メカニズムが完全に狂っていた。何となく投げている途中も気付いていましたけど、なかなか修正できずに最後まで引きずってしまいました。自信は失わないようにしているし、次の登板までに、しっかり直しておきたい」と話した。