阪神などで通算129勝を挙げ、昨年楽天から自由契約となった下柳剛投手(44)が2月28日(日本時間3月1日)、米アリゾナ州グレンデールでドジャースのマイナーリーグ入団テストに挑戦したが、合格できなかった。前日本ハムの松家卓弘投手(30)も不合格。合格者は野手1人だけだった。

 テストには200人以上が参加。下柳はブルペンで投球を行う1次選考を突破し、試合形式で打者2人に四球と空振り三振だった。

 昨年末から奄美大島などでトレーニングを積んできた下柳は「もうちょっと投げたかったのはあったが、面白かった」と話した。今後については「時間はたっぷりあるので、じっくり考える」と未定とした。松家は「しっかりと投げたので仕方ない。チャンスがあれば(ほかのテストも)行きたい」と話した。