AP通信は5日(日本時間6日)、開幕日にメジャー登録された828選手(故障者リスト入り含む)を対象にした今季年俸ランキングを発表し、日本人選手のトップではイチロー(マリナーズ)が1800万ドル(約16億2000万円)で全体の16位に入った。他にも上位50位にはドジャース黒田が25位、カブス福留が34位タイでランクイン。アレックス・ロドリゲス三塁手(ヤンキース)が3300万ドルで10年連続の首位だった。100万ドル以上は433人で、日本人メジャー選手はメッツ高橋を除いて「ミリオネア」となった。

 1人あたりの平均年俸は前年から1・8%増え、約330万ドル(約2億9700万円)で最高記録を更新。チーム総年俸ではヤンキースが約2億600万ドル(約185億)で最下位パイレーツの約6倍、2位レッドソックスを4000万ドル以上も引き離してトップ。松井(現エンゼルス)、デーモン(同タイガース)ら高額FA選手との再契約を見送りながら、昨季より500万ドル増という金満ぶりだった。