マリナーズはイチロー外野手(37)ら外野陣がマシンを使った守備練習に取り組んだ。相手とのタイミングが大切になる左中間と右中間ゾーンへの飛球で、中堅を守る選手らと呼吸を計り、中南米出身の若手にはスペイン語を駆使して笑いを誘った。前日には全体練習でのスイング不足から味方投手が投げる球の目慣らしメニューで打って出たが、23日(日本時間24日)はフリー打撃が2度組まれ、今キャンプ最多となる41スイングで10本の柵越えを放った。25日には5回の紅白戦が行われるが打順は未定。ウェッジ監督は「いろいろな形を見たい」と話し、実戦形式で構想の青写真に色をつけていく。(ピオリア=木崎英夫通信員)