レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)に、「特権」が与えられた。「ファイナルボート(最終投票)」で選出が決まって一夜明けた6日(日本時間7日)、球宴でのア・リーグ監督でもあるレンジャーズ・ワシントン監督が晴れ舞台までの調整法を一任する考えを示唆。10日(同11日・カンザスシティー)の本番へ、追い風を受けて備えることになった。

 球宴までのダルビッシュのブルペン入りなどの日程について「分からない。本人が入るべき時に入ればいい」と話した。1日(同2日)アスレチックス戦が前半戦の最終登板と間隔が空いているが、干渉しない方針で臨ませる。ダルビッシュはこの日はキャッチボールにダッシュと軽めの調整。充電で休息を与えられている後半戦、そして球宴をノビノビと迎えられることになりそうだ。