靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)の名医として有名なルイス・ヨーカム医師が28日、肝臓がんで25日に亡くなっていたことが分かった。65歳だった。同医師はフランク・ジョーブ博士の一番弟子として知られ、肩、肘のスポーツ診察では世界的権威だった。日本の投手では11年にレッドソックス松坂(現インディアンス3A)、昨季はオリオールズ和田が同医師の執刀を受けた。松坂はツイッターで「感謝の気持ちを改めて伝えたかったのに…。僕のキャリアを守ってくれたDrヨーカムのためにも早く復帰して、結果を出して、良い報告をしたいと思います」と故人をしのんだ。