<ワールドシリーズ:フィリーズ10-2レイズ>◇第4戦◇26日(日本時間27日)◇シチズンズバンクパーク

 フィリーズがレイズに快勝し、対戦成績を3勝1敗として、1980年以来、28年ぶり2回目の世界一に王手をかけた。初回に1点を先制し、試合の主導権を握ると、4番ハワードの2本塁打をはじめ4本塁打で豪快に突き放した。

 6回2失点と好投した先発ブラントンは、自らソロ本塁打を放つなど投打に活躍。その後は、細かい継投で逃げ切った。

 田口壮外野手(39)は出場機会がなかったが、試合後は「もう1個勝たないといけませんから」と、気持ちを引き締めていた。

 第5戦は27日(同28日)に行われる。