雨のためワールドシリーズ史上初のサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となったフィリーズ(ナ・リーグ)-レイズ(ア・リーグ)第5戦の「続行試合」が28日(日本時間29日)、雨のため中止になり順延された。試合は29日夜(同30日午前)に再開される予定だが、雨と雪の予報が出ている。

 28日、両球団は練習せずに休養、フィリーズのマニエル、レイズのマドンの両監督が電話記者会見した。

 第5戦は27日に始まり、対戦成績3勝1敗のフィリーズが1回に2点を先制。レイズが2-2と追い付いた直後の6回表終了で、雨のためプレーを停止した。レイズ岩村明憲内野手(29)は4試合ぶりの安打となる中前打を放ち、フィリーズ田口壮外野手(39)は先発を外れた。「続行試合」は6回裏から再開する。