フィリーズのマニエル監督が28日(日本時間29日)、電話記者会見に臨んだ。ワールドシリーズ史上初のサスペンデッドゲームとなった27日の第5戦後、会見を欠席した。「自分が出て行って話す意味がない。試合中に投手のこととか、いろいろあってバタバタしていたのもある」。まだ続いている試合を振り返りたくないということだろう。

 「うちにはあと4回の攻撃が残っていて、相手には3回。その試合に勝つという気持ちで臨む。考えるべきことはそれだけだ」。中断前までの5回半や、勝利の先にある頂点についても口にしない。あるのは残りの3イニング半だけだ。