<ワールドシリーズ:フィリーズ2-2レイズ=6回表終了後、降雨サスペンデッドゲーム>◇第5戦◇27日(日本時間28日)◇シチズンズバンクパーク

 フィリーズにとっては納得しきれない裁定だった。6回表終了後、1点のリードを追い付かれた直後に試合が中断し、30分後に打ち切り。「内野に水が浮いたら無理。最後まではいけなかったでしょう」。見守っていた田口壮外野手(39)の証言通り、試合が成立する5回終了以前の段階で、まともにプレーできる状態ではなかった。

 6回2失点の先発ハメルズは「タフな状態だった。ただ、我々は明日もここに来てプレーするしかない。戦い続けるしかないよ」。田口は「明日、(球場に)来た時、みんながスカッとしていればOKでしょう」と話した。マニエル監督は会見を拒否した。