楽天の獲得が決まっているウィリー・モー・ペーニャ外野手(33)の背番号が「42」になることが3日、分かった。昨年在籍したオリックスでも背負った番号で、本人が希望した。既に今年から復帰したケニー・レイ投手(40)がつけていたが、レイは「12」に変更される。

 主砲候補に球団からのプレゼントだ。本人の意向もあり、昨季オリックスで背負った番号が渡される。12年から13年まで所属したソフトバンクでは背番号8と55を背負ったが、昨季32発の本塁打を放ち、愛着が深まった縁起の良い番号をつけることとなった。既に1月に契約したレイがつけていたが、若い番号に変更。10番台のものにすることで両者に最大限の配慮をした。

 まだ正式な獲得発表はされていないが、基本合意済み。当初は3日から8日まで行われる岡山・倉敷での練習期間での合流が予定されていたが、ビザの発給などの関係で9日以降となる見込みだ。大久保監督はこれまで「ペーニャでも競争だよ。結果を出したヤツを使う」と言い続けており、出遅れた分を取り戻すためにも背番号「42」は大きな力となりそうだ。