大阪・PL学園高の監督として多くのプロ野球選手を輩出した愛知大学リーグ2部、名古屋商大の中村順司監督(69)が本年度限りで退任することが25日、分かった。

 来年4月1日付で総監督に就任する予定で、後任には上川恭宏コーチが昇格する。

 中村監督は退任の理由について「成績が芳しくなかったのと、若いコーチが成長した。ちょうどいいタイミング」と説明。総監督になっても指導は続けるといい「違う視点からアドバイスできればいい」と語った。

 中村監督はPL学園高時代に甲子園大会で春夏合計6度優勝。1999年から母校の名古屋商大の指揮を執った。