今季パ・リーグ日本人最年長投手の楽天川井貴志投手(40)が今季限りで現役を引退することが28日、分かった。関係者によれば25日のイースタン・リーグ最終戦に先発し、1イニングを投げ、引退を決断したという。98年ドラフト3位でロッテ入団。06年にトレードで楽天へ移籍。先発ローテの谷間を埋める働きから「困ったときのボブ」と呼ばれ、通算307試合に登板して28勝36敗。今季は5試合で0勝1敗、防御率8・22だった。

 栗原健太内野手(34)も現役を引退することが分かった。99年ドラフト3位で広島に入団し、06年から4年連続20本塁打。昨秋にテストで楽天へ入団。14年以降は右肘の故障で1軍出場がなかった。通算1026試合に出場し打率2割9分3厘、153本塁打、586打点だった。