日本ハム斎藤佑樹投手(28)が、鬼の形相で肉体を追い込んだ。

 26日、都内の「トータル・ワークアウト渋谷店」で自主トレを公開。昨年11月から師事するケビン山崎氏も立ち会う中で、大学時代に負傷した経験のある股関節を中心とした下半身強化などのメニューに取り組んだ。12月は沖縄で遠投に取り組み、1月はグアムでブルペン投球を重ねるなどキャンプインへ向けて「準備は出来ている。例年以上に仕上がっている」と、手応えも十分だ。

 昨季は3年ぶりの未勝利。今オフには背番号も「18」から「1」に変更。「自分も後がないと思ってやっているので」と、7年目にかける思いは強い。「プロである以上、結果が大事だということは分かっている」と、まずは米アリゾナキャンプから猛アピールを始める。