新旧の巨人エース2人による偉業には、数字上でも共通項があった。連続完封3試合の平均投球数は、斎藤雅、菅野ともに約123球。目の前の打者に全力を尽くし、試合を制圧しようとした結果、大記録が残った。菅野は「ここまで球数がいってしまうと、あまり意味がないかもしれない。守ってくれた野手と、リードしてくれた(小林)誠司、任せてくれた首脳陣の方々に感謝したいです」と、深々と頭を下げた。次戦、4戦連続完封なら65年の巨人城之内以来52年ぶりとなる。憧れの人に並び、そして記録上で超えていく挑戦権を得た。【松本岳志】

 ▼菅野が4月18日ヤクルト戦から3試合連続完封勝ち。完封は通算7度目になるが、135球は自身最多投球数での完封だ。3試合連続完封勝ちは11年5~6月ダルビッシュ(日本ハム)以来で、セ・リーグでは89年5~6月斎藤雅(巨人)以来、28年ぶり。この3試合の被安打は3本→4本→5本。セ・リーグですべて被安打5本以下の3試合連続完封勝ちは65年9~10月金田(巨人=1→5→3)以来だ。連続完封勝ちのプロ野球記録は43年8~9月藤本(巨人)の6試合。巨人で3試合以上は1リーグ時代の4人9度を含め、菅野が11人16度目になる。

 ▼菅野の開幕4連勝は14年6連勝、16年4連勝に次いで3度目。巨人で無傷の4連勝を3度は81、83、87年加藤初以来となり、2年連続で記録したのは66、67年の堀内と高橋一以来、50年ぶり。昨年は開幕4連勝後に5勝6敗と負け越したが、今年はどうなるか。