中日ダヤン・ビシエド外野手(28)が7日、5月度「日本生命月間MVP」を受賞した。

 5月は全試合に出場し、打率3割4分1厘。8本塁打を放ち25打点をマークした。月間打点はリーグトップ。さらに殊勲安打もリーグトップタイの月間7本。5月19日広島戦(ナゴヤドーム)では延長10回にサヨナラ本塁打を放つなど、チームの勝利に貢献した。

 昨年の3、4月度以来、2度目の受賞。中日からの受賞は今年の3、4月度の大島に続いて2カ月連続となった。ビシエドは「2回MVPが取れたことはうれしい。練習は間違ってなかった。皆さんのサポートがあって打てた。4月はとても苦しんだ。うまく打てなかった。練習をし続けたら結果が出ると信じていた。自分で『5月男』と言うぐらい5月は調子がいい」と笑顔で語った。

 チームは今季初の単独4位に浮上と波に乗る。4番を任される助っ人大砲は「荒木さんの2000安打もあってチームは盛り上がっている。チームに貢献するためにこれからも頑張りたい」と気を引き締めた。