楽天の則本昂大投手(26)が、自身が持つ日本記録の連続試合2桁奪三振を8試合に伸ばした。99年にペドロ・マルティネス投手、クリス・セール投手が15年と今年5月に2度記録したメジャー記録に並んだ。

 則本は初回1死で梶谷から1個目の三振。2回2死一、二塁のピンチで佐野を空振り三振に斬り2個目。3回に2三振を奪い、4回は3つのアウトをすべて三振で奪った。5回にも1三振を加え、ここまでですでに8奪三振とした。6回は三振を取れず、筒香に適時打を浴び1失点。7回には先頭石川を見逃し三振に仕留め9個目。8回1死から梶谷に右越えソロを献上、続くシリアコに左翼線二塁打を浴び1死二塁。ここで筒香から内角直球で見逃し三振、10個目をもぎとった。続く宮崎を二ゴロに仕留めこの回1点でしのいだ。

 則本の直近7試合の内容は以下の通り。

 ○6月1日 巨人戦 8回2失点12奪三振

 ○5月25日 オリックス戦 8回1失点10奪三振

 ○5月17日 日本ハム戦 7回5失点12奪三振

 ○5月10日 ロッテ戦 9回0失点12奪三振

 ○5月3日 オリックス戦 8回3分の0、2失点12奪三振

 ○4月26日 ロッテ戦 7回1失点10奪三振

  4月19日 西武戦 8回4失点10奪三振