巨人がついに連敗を13でストップした。

 2回に昨季まで日本ハムに所属した石川慎吾外野手(24)が先制適時打。同点に追いつかれて迎えた5回には、主将の坂本勇人内野手(28)が決勝の適時二塁打を放った。先発のマイルズ・マイコラス投手(28)も8回1失点と投打がかみ合い、5月24日の阪神戦以来の白星を手にした。

 高橋由伸監督(42)は「なかなか流れを持って来られない中で先制点が大きかった。(坂本勇は)悪い流れの中で勇人がいい形で打った。主力に何とかしてほしいと思っていた。(連敗中は)1つ勝つ難しさを感じた期間だった。結果でしか示せない世界。選手は何とかしようとやっていたのは間違いない。1つ勝てたのは良かった」と振り返った。