捕手ムネリンもある!! ソフトバンク川崎が第4の捕手として立候補していた。4点を追う9回2死二塁、工藤監督は3人目の捕手鶴岡に代打ジェンセンを送った。同点に追いついた場合、実は延長10回から川崎がマスクをかぶることになっていた。

 9回の攻撃時にベンチで達川ヘッドコーチ、工藤監督から捕手をやれるかと確認され川崎は「余裕です」「ぜひ行かせて欲しい」と直訴。その言葉を受け工藤監督は「まずは追いつかないと」と、執念を見せた。

 川崎はメジャー挑戦1年目の12年マリナーズ時代に緊急時に備え捕手の練習をした経験がある。「12年に実際ブルペンで受けて自信になった」とも話す。もし、同点になれば10回は最速159キロの守護神サファテと組むはずだったが、サインも川崎に任せるつもりだったという。捨て身の攻撃も実らず連勝は4でストップしたが、川崎は「僕は野球選手なんで、自信はある」と今後も見据えていた。