巨人が今日13日、株主総会と取締役会を都内で開く。巨人の親会社である読売新聞グループ本社首脳が42年ぶりに球団ワーストを塗り替える13連敗の原因追究と打開策について話し合うことになる。

 編成部門をつかさどる堤辰佳GM(51)が退任することが決定的となっている。昨オフに史上初めてFA選手3人を獲得し、マギーら助っ人も含めて約30億円を投じた大補強を敢行した。だが陽岱鋼、山口俊が故障で出遅れて1軍復帰が6月になるなど、低迷の大きな要因となった。

 本社サイドはFA組の開幕後の不在を問題視しており、堤GMも低迷の責任を痛感。シーズン途中で、編成トップの交代が行われる情勢となった。後任は鹿取義隆GM特別補佐が候補として挙がっている。